見た目に大きな変化はないけど。中身は劇的に進化したGalaxy Note9のスペックを確認しよう。

日本では正直そこまで人気があるとは言えない、SamsungのGalaxyですが、グローバル市場で確認すると、そのシェア率は1位と、国内では人気の高いAppleのiPhoneを圧倒しています。
そんなSamsungが、いよいよ先日に正式に発表したのがGalaxy Note9となっており、上期に発表されたGalaxy S9とGalaxy S9+を含めた上で、プレミアムモデルの立ち位置として展開しています。
一昨年には、Galaxy Note7がバッテリーからの爆発問題を引き起こし、完全にリコールとなり大きな話題となり、その影響を受けてか、昨年発表されたGalaxy Note8はだいぶ控えめなスペックでした。
しかしながら今回発表されたGalaxy Note9はSamsungらしいスペックもりもりのモデルとなっており、Galaxy Note8と比較しながらそのスペックをまとめたいと思います。

スペックの違いを確認。

スマートフォンを購入する上で、重要な要素の一つとしてデザインがあると考えることができます。ただ今回発表されたGalaxy Note9は前モデルであるGalaxy Note8からデザインがあまり変更されていません。
一部情報によると、生産上のコスト削減のためとされていますが、それはSamsungの勝手であって、ユーザーには関係のない話になります。デザインに変化がないからこそ、最新機種としての印象が薄くなります。
だからこそ、今回SamsungはGalaxy Note9と前モデルであるGalaxy Note8との比較画像を公開しており、今回Samsungが公開した画像が上記の画像になります。
まず本体サイズから確認してみると、Galaxy Note9のほうが僅かながら縦に短く、横に長くなっており、さらに厚みも増しています。そしてさらに重みも増しています。
ただ、この数字の変化は、正直手に持ったときに大きく印象が変わるもでのはなく、ほぼ誤差の範囲、もしくは、比較しない限りその違いに気づかない人のほうが多いと考えることができます。
一方でGalaxy Note9では、Noteシリーズで初となるBluetoothに対応したSペンを搭載しており、SペンがBluetoothに対応したことによって、その厚みが僅かながら増しています。
Sペンの汎用性はかなり向上しており、Galaxy Note9本体を触ることなく、カメラのシャッターをきるや、画面の表示を切り替えるなど、本体を持つことなく、Sペンでリモートコントロールが可能となっています。
また本体に約40秒収納することによって充電が完了し、1回の充電で、最大30分程度が使用可能であると、充電するという煩わしさが皆無であると考えることができます。

Galaxy Note9は従来のGalaxyシリーズと同じく、発売地域によって搭載CPUが異なります。韓国や中国で発売されるモデルにおいては、 Exynos9820を。アメリカや日本ではsnapdragon845を搭載しています。
Snapdragon845においては、前モデルであるGalaxy Note8から約30%程度処理性能が向上していることが判明しており、大幅な進化ではないにしろ、確実な進化を遂げています。
搭載CPUはAndroid8.1となっており、すでに正式配信を開始しているAndroid9.0を標準搭載して発売を開始するとの予測もありましたが、残念なことに実現化しませんでした。
そして何より、発売地域に合わせてRAM6GB/ストレージ128GBのモデルと、RAM8GB/ストレージ512GBの2つのモデルが存在しています。特にRAM8GB/ストレージ512GBのいわゆる最上位モデルは、Samsungとして初のRAM8GBに、ストレージ512GBと、その注目度は抜群であり、内部スペックの強化をプレミアムモデルであるGalaxy Note9にぶつけてくるところが、やはり上手いと言わざるを得ません。
さらに最上位モデルは、512GBのSDカードを使用することによって、最大1TBと、大容量の保存にも対応していることが大きなポイントの一つになります。

ディスプレイサイズは6.4インチと僅かながらGalaxy Note8より大型化しているのに対して、本体サイズは僅かながら小型化している。つまり0.1インチ分ベゼルがスリムになったと考えることができます。
ただディスプレイが大型化したにも関わらず、表示解像度に変更がないためPPI上の表記では516ppiとちょっとだけ下がっています。
事前情報と同じく、Galaxy Note9はGalaxy S9シリーズと同じ特徴のカメラを搭載する予測されていましたが、まさにその通りとなりました。まあ簡単に言えば、デュアルアパチャー機能に対応したことくらいで、それ以外にほとんど仕様の変更はありません。
Galaxy S9シリーズのユーザーからすれば、変化がなく面白みにかけると感じる可能性が高いですが、Galaxy Note8以前のユーザーにとっては、非常に面白い機能となっており、さらにGalaxy Note9はAIによる撮影シーンの切り替えも自動的に行ってくれることからも、最適な撮影モードを最適な光量で撮影してくれます。
もとももと評価の高いGalaxy Note8のカメラですが、正直別物のカメラになったと考えても間違いはありません。

そして最後にGalaxy Note7でリコールの原因となったバッテリーですが、Galaxy Note8では減少した中、Galaxy Note9は4000mAhと大型のバッテリーを搭載しています。つまりSamsungはバッテリー上にもう問題は全くないと自信の表れだと考えることができます。
今回は簡単にですけど、Galaxy Note9とのスペックをGalaxy Note8と比較したうえでまとめてみました。デザイン上においてあまり変化がなかったのは正直残念でしたが、中身に関しては確実にブラッシュアップしています。
その本体価格においてもかなり高価格化されており、やはりユーザーのターゲット層を限定した製品であると考えることができ、万人受けする仕様・価格にはなっていません。ただ最高のGalaxyを使いたいという人には間違いなく一番おすすめの機種になります。気になる人はチェックしてみて下さいね。

参照元:Samsung

関連記事:
Samsungにとって起死回生となるか。 Galaxy Note9は7月の終わりに発表へ。
正式発表直前。Galaxy Note9のリーク情報をまとめてみた。

執筆者: Gazyekichi

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です