国内版「Huawei Mate20 Pro」を購入前に要確認。「SIMフリー」と「キャリア」モデルの違いを「Huawei P20 Pro」でまとめてみた。

海外では爆発的なヒットとなっているHuawei Mate20シリーズですが、先日の情報からも特にHuawei Mate20が「人気」を集めており、一方でHuawei Mate20 Xが「話題性」を集めていることが判明しています。詳細は「Xperia Z Ultra難民を救う唯一の救世主に。「Huawei Mate20 X」は爆発的なヒットになる予感。」をご参照下さい。

一方で日本国内でも間も無く正式発表が予測されているHuawei Mate20 Proですが、Huaweiの公式Twitterが以下のようなTweetをしています。

この今週末というのはビックカメラ専売で11月30日より発売を開始することを正式に発表したHuawei Mate20 Liteのことを指していると考えることができます。で、来週半ばというのがHuawei Mate20 Proのことを指していると考えることができます。少なくとも現時点ではSIMフリーモデルとして発表されるのか、それともキャリアモデルとして発表されるのか判然としません。

ただ今年の夏モデルでは各キャリアがHuawei P20シリーズを展開したことを考えれば、同様にHuawei Mate20シリーズを展開してもおかしくはありません。一方でHuaweiにとっても大ヒットとなった、Huawei P20 Proですが、日本国内ではドコモしか展開していません。少なくともHuawei P20 Proが欲しいのであれば、ドコモで購入するしかないのです。

でもキャリアモデルってかなり機能に制限がかけられている場合が多いんです。来月に発売を開始する可能性が高いと予測されているHuawei Mate20 Proですが、国内版と海外版ではHuawei P20 Proのように機能に大きな差があるかもしれません。なので今回はHuawei P20 Proを例に国内版と海外版の違いを簡単にまとめたいと思います。

 

国内版と海外版の違い。

ざっとですが国内版と海外版の違いをまとめると以下のようになります。

Huawei P20 Pro 海外版 国内版
SIMスロット 2つ 1つ
シャッター音 ×
スマートリモコンアプリ ×
FeliCa(おサイフケータイ) ×
技適 ×
通知で画面点灯 ×
ドロワー表示 ×
Private Space ×
ツインアプリ ×
Bluetoothテザリング ×
画面ロック時のウィジェット ×
スマートカバー機能 ×
HiCare ×
miracast機能 ×
本体カラー 8色 2色

スペック的には国内版と海外版、つまりSIMフリーモデルとに差はありません。ただ地味に違うのがデュアルSIMに対応しているかどうかになります。海外版はデュアルSIMに対応していることからも、複数のSNSのアカウントに対応するツインアプリに対応していますが、一方で国内版に関してはシングルSIMとなっていることからも、ツインアプリがカットされています。

一方でユーザーとして正直勘弁してほしいのが、本体カラーです。発表当初は4色展開となっていましたが、国内版は最初から2色展開。そして海外版に関しては、8月下旬に開催されたIFA2018において、新色が4色も追加されています。またメインカラーといっても過言ではない、「Twilight」が国内版にはありません。国内版に関しては、当たり障りのないブラックとブルーしかないです。

その他の多くは、ソフトウェアの問題、つまり国内版にカスタマイズされる際にドコモが不都合なのか不要だと判断したのか判然としませんが、削除された機能がてんこ盛りです。個人的にはBluetoothテザリングと、Miracast機能は残して欲しかったですけどね。

細かい機能を一つ一つ確認することはしませんが、このように、国内版と海外版では、地味ですけど確実に大きな差があることを確認することができます。このことからも、発表・発売を控えているHuawei Mate20 Proにおいても、国内版と海外版で大きな差があると推測することができます。

特にHuawei Mate20 Proにおいても、メインカラーがTwilightとなっていますが、現に発売している地域のすべてで展開されている訳ではありません。つまりHuawei P20 Proの例を考えると、Twilightは展開されないかもしれませんね。今までは国内版を購入するのが当たり前でしたが、いまや海外版の注目度も徐々に上がってきています。

自分にとって、必要な機能が何なのか、本体カラーはどれがいいのか。自分で考えた上で、国内版と海外版を選択したほうがいいと思います。自分も以前までは、おサイフケータイが必ずしも必要だと思って国内版しか購入しませんでしたが、いまは、その機種のスペック・機能を十分に体感したいので海外版しか選択しません。特にHuawei Mate20 Proに関しては今年最高のAndroid機種だと思います。気になる方はぜひチェックしてみて下さい。

HUAWEI P20 Pro CLT-L29 グローバル版 128GB

Via Huawei ドコモ

執筆者: Gazyekichi

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