どんな海外スマホも国内修理対応だから安心!【スマホ修理ならSTF-Phone 前編】

STF-Phoneは海外スマートフォンの販売はもちろん、修理対応にも力を入れている。今回はSTF-Phone修理担当者に、スマートフォン修理の現状を語っていただきつつ、STF-Phoneだからこそできるココだけの修理対応についていろいろと教えていただいた。まずはその前編をお届けしよう。


▲修理担当さん

修理で多いのは画面割れ、水没、バッテリー交換

――修理担当の方は、スマートフォンの修理を仕事とするまえは何をされていたのでしょうか。

修理担当 Windows 95以前からずっとプログラマーとかシステムエンジニアとかをしていました。とある企業のネットワーク担当になったこともありまして、IT系のさまざまな仕事をこなしてきましたね。

iモード立ち上げ時も公式コンテンツに関わったりもして、デジタル関連全般に対して広く知識を得ることができました。それを活かせているのがいまの修理業、という感じです。

――なるほど、そうしたIT知識があるからこそ、確かな修理ができるわけですね。修理にくるスマホはどういう症状が多いのでしょう?

修理担当 基本的には、画面割れ、水没、バッテリー交換の3つが多いですね。

画面割れはなるべく早めの交換を

――ひとつずつ教えてください。まず画面割れですが、こちらは液晶ごと交換というケースになるのでしょうか。

修理担当 そうですね、基本は交換です。iPhone 5以降はガラスが割れただけではタッチが効かなくなることが少ないので、多少のひび割れ程度ならそのまま使うお客様もいますね。Androidは割れるとほぼアウトで、タッチが効かなくなります。

操作できなくなったらもちろん修理したほうがいいですが、割れただけで操作はできる、という状態でもなるべく早めの修理をオススメします。

▼写真 前編2

水没したら電源を切ること

――水没もかなり多いですよね。こちらはどのような修理になるのでしょうか。

修理担当 まず、中の基板を取り出して、専用の洗浄液で片面3~5分ずつ洗浄します。これで直るケースもあるのですが、ダメだったらチップがショートしている等が原因と思われます。そうなったらその部分のチップを修理・交換ですね。マイクロチップなので、顕微鏡を見ながら差し替えます。

それでも無理だったら場合は基板まるごと交換になりますね。

なるべくお客さんの端末は部品をそのまま使って修理したいんですよ。そのほうかコストもかからないですし。なので、どうしてもダメなときに一部基板を交換するという形を取らせていただいてます。

修理の多い端末、人気のある端末は各種基板のストックがあるのですぐ修理できますが、ないものは取り寄せになるので少しお時間をいただきます。

――水没した場合、そのあと修理に持っていくとして、それまで何をしておくのがよろしいでしょうか?

修理担当 まず電源を落としてください。これで基板のショートを防げる場合があります。ショートするとチップや基板そのものの交換になり、修理代がかさみますので。あと、中から水を出そうとして振り回す人もいますが、これもやらないでください。

――iPhoneは7以降から防水になった、とのことですがやはり水没修理はあるのでしょうか?

修理担当 ありますよ。あくまで常温の真水の場合ですので、海水やお風呂は危険です。ちゃんと防水ケースなどに入れたほうがいですね。

バッテリーを長持ちさせるコツは?

――バッテリー交換はどのくらいの期間で行うのが適切でしょうか?

修理担当 1年半から2年でだいぶ消耗してくるでしょうね。バッテリー交換のメドも使い方しだいだと思いますが、減り方が気になるようでしたら、すぐ交換しましょう。

バッテリーを長持ちさせるコツは、20%くらいまで使ったら充電して、100%充電したら充電器から外す、という使い方がいいとされています。充電100%の状態でそのまま充電し続けるのは、バッテリーの寿命を縮めることになるのであまりオススメしません。

あとバッテリーに関しては、経済産業省の通達でPSEマークの表示が義務づけられています。PSEマークとは電気製品の安全基準をクリアしたものにつけられるマークで、iPhoneの場合は丸形PSEマークが付いていなければなりません。これがついてないものはバッテリーが膨張して最悪爆発する恐れもあります。

安物バッテリーだとPSEマークがついていないケースもあると聞きます。なので、安すぎる修理業者は注意してください。当社で扱っているバッテリーはもちろんすべてPSEマーク取得済ですので、ご安心ください。

――安物とか正規品でないものは、修理業者界隈で多く出回っているものなのでしょうか。

修理担当 純正品を使わない、というのは海外の修理屋さんに多いですね。結局安さを求めるとそういうことになる可能性があります。

iPhone 5Sのころだったと記憶していますが、修理交換で純正品でない安い液晶パネルに交換していると、OSのアップデートで画面が映らなくなる、ということがありました。これは使われている部品が純正品かどうか、OS側がチェックするようになったんです。

修理は最速10分!

――修理にかかる時間はどのくらいなのでしょう?

修理担当 iPhoneのパッテリー交換なら10分から15分、液晶交換なら20分くらいですね。Androidだと30~40分くらいかかります。

――あ、でもそのくらいなんですね?

修理担当 はい。すでに修理経験のある機種なら、ですね。新機種ならゆっくり確認しながらやりますが、それでも1時間くらいです。

――法人向けにまとまった台数の修理、バッテリー交換も対応は可能ですか?

修理担当 もちろん可能です。前もってわかっていればすぐ対応できますし、そうでなくても可能な台数から随時お戻しする、ということもできます。先日もあるゲームメーカーからiPod Touchのバッテリー交換を40台、行いました。

ということで前編はここまで。次回後編では、さらに詳しく修理の話を伺っていく。

執筆者:松井ムネタツ

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