スマホの選び方。RAMは最低でも6GBある機種を選ぶようにしょう。

ストレージ(ROM)を気にして購入するユーザーは多いと思います。国内で最も人気が高いiPhoneは、AndroidのようにSDカードによる拡張に対応しているわけではありません。厳密にいえば、本体にSDカードをセットをすることができません。だからこそ、最初に購入する時に、どのストレージモデルを購入するべきなのか慎重に選択する必要性があります。

とはいえ、ひと昔前では16GBが最低だったのが、今や最低でも64GBに。そして次期iPhone XIシリーズでは128GBがベースラインになると予測されています。少なくとも国内の統計上では、64GBモデルが一番売れます。なので多くの人は64GBで足りると判断することができます。つまり、iPhone XIシリーズで128GBに対応すれば、ほぼストレージを気にすることなく使えると思います。

いまはクラウドサービスも充実しているので、本体に保存することなく、サーバーにデータを保存し、必要な時に取り出すこともできるので。一方でストレージに対して、あまり気にする人がいないのはRAMです。RAMって何って?よく聞かれるのですが、ストレージとRAMは机に例えること多いです。ストレージは、机の引き出し。引き出しが多ければ、多いほど収納できますもんね。

一方でRAMは机の天板です。例えば、勉強する時に、天板が広ければ広いほど参考書や辞書などを広げておけるものが増えるため、作業効率がよくなりますよね。スマホでもマルチタスク機能に貢献しているのが、RAMになります。なのでRAMが多ければ、複数のアプリを同時に開いたりして切り替えながら使うことができます。また画面分割で表示する際もRAMが大きく貢献しています。

ではこのRAMはどれくらい必要になるのか。今回はAndroidで考えたいと思います。まず一つの指標として、iPhoneに採用されているRAMより少ないのはちょっと微妙です。iPhoneは、Appleがハードからソフトまで一貫性を持って開発しており、さらに最適化されているため、少ないRAMでも十分快適に動作します。

一方でAndroidに関しては、OSはGoogleが開発しており、ハードは各メーカーが開発しているため、やはりiPhoneほど最適化するのは難しいのです。ちなみに最新機種であるiPhone XSシリーズはRAM4GBです。なのでAndroidではRAM4GB以上を搭載している機種をできるだけ選ぶようにしましょう。

少し前までは、RAM4GBあれば十分だと考えられてきました。とはいえ、OSが進化し、できることが多くなるとやはりRAM4GBでは不足するように。現にRAMは4GBで十分だとしていたGoogleとSONYですが、Google Pixel 3シリーズにしろ、Xperia XZシリーズなど、RAM不足で不具合が多発していることが判明しています。

特に大型メジャーアップデート、今年であれば、Android PからAndroid Qにアップデートする時に、RAM不足が原因で不具合が発生する可能性が高いと考えることができます。そしてGoogleとSONYは前言撤回するかのように、Google Pixel 4シリーズでRAM6GB に対応すると予測されています。そしてXperia 1ではすでにRAM6GBに対応しています。

これは正直ハイエンドモデルやミドルレンジモデルなどの括りは関係なく、むしろ対応しているOSが重要になります。最新のOSを搭載しているのであれば、ミドルレンジモデルでもハイエンドモデルでもある程度共通のことができます。なので特にミドルレンジモデルや、エントリーモデルを購入する時に気をつけたほうがいいです。

何かと話題のHuaweiですが、最新のエントリーモデルである<a class=”normal__link” href=”http://www.stf-phone.com/shopdetail/000000003577″ target=”_link”>Huawei P30 Lite</a>でもRAM6GBに対応しています。ちなみに国内のキャリアモデルやSIMフリーモデルはRAM4GBになります。少しでもコストを削減したいはずのエントリーモデルでRAM6GBを搭載していることを考えると、Huaweiは最低でもRAMは6GBが必要だと判断している可能性が高いと考えることができます。

正直<a class=”normal__link” href=”商品ページアドレス” target=”_link”>Galaxy S10+</a>のようにRAM12GBまではいらないと思います。個人的にはRAM8GBとRAM12GBの差を実感することができませんでした。ただやはりRAM4GBとRAM6GBでは地味に差を感じます。これから、GoogleがAndroidにどのような機能を追加していくのか判然としませんが、ひと昔前では足りたRAM4GBが足りなくなり、そして今度はRAM6GBでは足りない時代も必ずくると思います。

自分がスマートフォンを使う時、どのような使い方をしたいのか。ばんばんマルチタスクを使いたいのであれば、 RAM6GB以上。そしてそうでない人は、ある意味保証の意味も込めてRAM6GBのモデルを購入することをおすすめします。

via ぱくたそ(画像)

執筆者: Gazyekichi

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