中華系スマホとあなどってはいけない Xiaomi Mi MIX 2Sのスペックを知っていますか?

総務省の動きもあって、以前よりだいぶSIMフリーという言葉が浸透したと思いますが、もちろん知名度としてはまだまだのところもあります。またSIMフリー=格安SIMのイメージからもHuaweiなど、どうしても低スペックで本体価格が安いスマホを連想する方も多いかと思われます。

一方で日本では未発売の機種が多いのが現状ですが、海外では、特に中華系においてハイエンドモデルが販売されており、そのコストパフォーマンスの高さからも人気があります。今回はXiamiのハイエンドモデルXiaomi Mi MIX 2sのスペックがマジでやばいので今更ながらまとめたいと思います。

そのスペックの高さは尋常じゃない。

日本のSIMフリー市場においてはHuaweiの独擅場となっていることからも、まだまだ知名度が足りないと思いますが、世界市場においても5位とかなりシェアが高いXiaomiですが、特にXiaomi Mi MIXはいまやトレンドとなりつつあるベゼルレスデザインのパイオニア的存在です。

今回は最新機種であるXiaomi Mi MIX 2sについて見ていきたいと思いますが、搭載CPUがsnapdragon845を搭載しており、ディスプレイは5.99インチの有機ELディスプレイを搭載しています。

特に注目すべきは発売されている地域によりますが、まずRAMが6GBと8GBの2種類あること。そしてストレージが64/128/256GBの3種類が存在していることです。個人的にはスマホでRAMは8GBもいらないと思っています。

だからこそかむしろというべきかRAM8GBを搭載している時点で尋常じゃないスペックです。またストレージに関しては、ライバルであるAppleのiPhoneを強く意識した仕様になっています。もちろん本体の仕様によって、本体価格は左右されますが、少なくとも最上位モデルRAM8GB・ストレージ256GBに関しては、現時点で発売されているスマートフォンの中でもトップクラスです。

また本体サイズが150x74x8.1mmと、ベゼルレスデザインを採用しているおかげもあって、ディスプレイサイズを考えてもかなり持ちやすい機種です。iPhone Xのようなノッチスタイルを採用していないため、ディスプレイが非常にすっきりとした印象で、ノッチスタイルを採用していない分、珍しくインカメラが本体下部のベゼルに搭載されています。

カメラだって最高クラス

カメラ全般の評価サイトとして有名なDxOMarkにおいて、Xiaomi Mi MIX 2は歴代7位の記録を保持しています。7位という順位だけを聞くとパッとしない感じもしますが、国内でも特に人気の高い、かつカメラの評価も高いiPhone8やiPhone8 Plusよりも評価が高いです。

こう考えるとXiaomi Mi MIX 2sのカメラがいかに優秀か分かりやすいと思います。主な仕様としては1200万画素+1200万画素のデュアルレンズカメラを搭載しており、さらに光学式手ブレ補正に対応しています。

それぞれのカメラの役割としては王道ではありますが、広角と望遠に対応しています。光学式手ブレ補正に対応していることで、特に遠くの景色や被写体を撮影する時に、ブレが少なく綺麗な写真を撮影することができます。また本体のスペックの高さを活かして被写体に合わせて、撮影するモードを自動に選択してくれるAIカメラやARなどの機能を搭載しています。

搭載されているカメラセンサーとしてはIMX363のため、正直なところそこまでいいカメラセンサーを搭載しているわけではありません。ちなみにXperia XZ premiumやXperia XZ1など昨年発売された機種でさえIMX400を搭載しています。

しかしながら、そのカメラの評価の差は雲泥の差。Xiaomiの技術力の高さをカメラだけ見ても非常に高いことが分かります。

技適の問題もありますが対応バンドも優秀で以下のようになります。

bands 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 17 / 18 / 19 / 20 / 25 / 26 / 27 / 28 / 29 / 30 / 34 / 38 / 39 / 40 / 41

ドコモやau、ソフトバンクのプラチナバンドにも対応しており、正直通信することで困るということはほぼ考えられません。海外のSIMフリースマートフォンは対応バンドの問題を少なくとも抱えていますが、むしろXiaomi Mi MIX 2sに関しては、他のハイエンドモデル以上の対応の良さです。

またMIUI9が搭載されており、非常にありがたいのが日本語に対応していることです。つまり搭載OSレベルで日本語に対応したことになります。グローバルモデルはなんだかんだ日本語に対応している可能性が高いのですが、中華系のスマホと日本語に対応していない時も割と多く、日本で中華系のスマホが浸透しきれていない障壁にもなっていましたが、Mi MIX 2sに関してはなんら問題ありません。

すでに発売されており、正直なところそこまで話題になっていない機種ですが、そのスペックの高さは先日発表されたばかりの夏モデル全くひけをとらず、むしろSIMフリーモデルのほうが価格が安い可能性が高いです。すでに値下がりを開始しており10万円以下の価格で購入できるのは非常に魅力的です。

Xiaomi Mi MIX 2sは今までの中華系のスマホのイメージを覆すような良機種となっています。気になる方はぜひチェックしてみて下さい。今回はこんなお話。

Xiaomi Mi Mix 2S 64GB デュアルSIM シャオミ

画像参照元:Xiaomi,DxOMark

執筆者:Gazyekichi

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です