使ってみないと分からないその良さ。 iPhone Xの満足度は非常に高い。

iPhone生誕10周年記念モデルとして登場したiPhone Xですが、発表こそ例年と同じく9月に発表されましたが、発売に関しては、iPhone8シリーズより約2ヶ月遅れの11月となりました。発売が遅れた理由としては、Face IDのために搭載されているTrue Depth カメラの生産状況が芳しくなかったからとされています。
ただ発売開始して約1ヶ月後の12月中旬には在庫状況が安定するなど、Appleが例年のiPhoneと比較しても非常に力を入れて、在庫状況を安定させたと考えられます。その本体価格が非常にネックになってしまうiPhone Xですが、今回Tech.pinionsがiPhone Xのユーザー満足度が非常に高いことが判明したことを報告しているのでまとめたいと思います。

ユーザー満足度は驚異の97%

今回同サイトが行なったiPhone Xの満足度に関するアンケートを行なったところ、とても満足と満足が全体の97%を占めていることが明らかになったとしており、iPhone Xのユーザーは非常に満足度が高いことになります。
各項目別に満足度を表したのが上記の画像になっており、デザインや処理性能、ディスプレイに対してもかなり高評価であることが確認することができます。また何かと評判の悪いFace IDに関しても90%以上の高評価であることが確認することができます。
ただなぜかSiriの満足度だけが非常に低いです。Siri自体の使い勝手の評価が低いのか、それともiPhone Xでは電源ボタンに統合されるなど、インターフェイスの変更に伴って評価が低いのか判然としませんが、とくにかくSiriの評価だけは極端に低いです。
ちなみに今回アンケートの調査対象となっているのは、アーリーアダプターと呼ばれる、新製品をいち早く購入するユーザーが対象となっています。同サイトはアーリーアダプターを対象にアンケートを行なった理由は、新製品に関して批判的な意見を持っている可能性が高く、より冷静な評価をしてくれる可能性が高いからとしています。
極端な言い方をすれば、新製品を辛口評価してくれるユーザーを対象にアンケートを行なったにも関わらず、iPhone Xの評価、満足度が非常に高いと考えることができます。

Appleの幹部の話によれば、当初の予定より1年早くiPhone Xを発売することになったとされており、万全の体制で発売を開始することができなかったとされています。その1例として、先日公開されたFCCの認証ファイルから、ゴールドモデルの存在が明らかになっています。
iPhone Xが正式に発表される前のリーク情報では、新色ブラッシュゴールドを含めて3色展開になると予測されていましたが、実際に発表・発売されたのは2色のみです。ゴールドは生産時の染色の問題で発売に至らなかったとされています。
このように準備万全ではないにしろ、発売を開始したiPhone Xですが、Face IDの搭載など今後10年を見据えたモデルとなっており、今後10年かけて徐々に進化していくと考えることができます。ただ初代モデルとはいえ、非常に完成度は高く、今回の結果からも、実際に使ったユーザーからもかなり高評価であることから、その価格以上の価値があると考えることができます。
スマートフォン市場はすでに成熟期に入っており、機種自体の完成度も非常に高いです。表面上iPhone Xの価格はかなり高価ですが、今後長く使えることを考えれば、安い機種をころころ購入するより、高い機種を1度購入して、長く使う。このほうがコストパフォーマンスに優れていると考えることができます。

商品ページ:iPhone X

執筆者: Gazyekichi

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