日本国内ではPayPayのキャンペーン効果もあり、一時BCN週間ランキングにおいて1位を獲得したHuawei Mate20 Proですが、中国やヨーロッパなど諸外国と比較すると、まだまだ日本国内でのHuaweiの知名度はかなり低いです。簡単に言えば、カルチャー的な要素もあり、日本人は海外と比較して、あまり新しいものを好きじゃない。
昔から有名なSONYやSHARPの機種がよく売れるのも、カルチャー的な要素が絡んでいると考えることができます。アメリカで開発されているiPhoneや中国で開発しているHuaweiのものを使うより、日本企業が作ったもののほうが安心・安全だって感じに。裏を返せば、それだけ日本の技術が高かったとも言えます。
一方で、スマホ市場においては、日本企業が発売している機種は、正直見向きもされていない状態で、Samsung・Apple・Huaweiが今後のスマホ市場を支えていくと予測することができます。その中でも最も勢いがあるのがHuawei。何より機種の開発に膨大なお金をつぎ込んでいます。つまり先進性はHuaweiがピカイチです。
そのHuaweiが昨年発売を開始し、主にアジアとヨーロッパで爆発的なヒットとなった最新機種であるHuawei Mate20 Proですが、今回新たに新色が2色追加されることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
新色が2色追加。
日本国内では、SIMフリーモデルで、Twilight、Blueの2色展開となっており、さらにソフトバンク限定カラーとしてBlackが展開されているので合計で3色展開となっています。ただ日本含めてですが、Huawei Mate20 Proを展開している国の多くは3色展開となっています。ただ一部の国では4色展開。そして本家本元では5色展開となっています。
そして今回新たに追加される新色がComet BlueとFragrant Redの2色です。上記の画像はFragrant Redになります。女性を意識したカラーになるとされていますが、赤に黒の組み合わせってむしろ男性のほうが好むカラーな気がします。そしてグラデーションカラーとなっているため、ちょっと雰囲気が異なりますが、Huawei Mate20 RSのレッドに似ていますよね。
Huawei Mate20 RSのレッドに手が出せない人でも、このFragrant Redでかなり購入しやすいですよね。
そして上記の画像が、Comet Blueになります。ちょっと分かりにくいのですが、このComet Blueって、Huawei P20 ProのTwilightに似ていますよね。じゃあHuawei Mate20 ProのTwilightと何が違うんだってなると思いますが、Huawei Mate20 ProのTwilightって、Huawei P20 ProのMorpho Auroraに似ているんですよね。
同じTwilightと言えど、Huawei P20 ProとHuawei Mate20 Proでは異なるカラーであるということです。ただ今回の新色2色のレンダリング画像を確認する限りは、Fragrant Redのほうが印象的です。
少なくともこの新色2色は、中国のみでの先行発売になる可能性が高いと予測されており、グローバル展開がされるかどうかは執筆時点で判然としない状況にあります。ただ、少なくとも日本国内で発売されることは皆無だと思います。そして価格に関してですが、目安としてまとめると以下のようになります。
Huawei Mate20 Pro | 現地価格 | ドル換算 | 円換算 |
RAM6GB/ROM128GB | CNY5999 | $875 | 9万5000円 |
RAM8GB/ROM256GB | CNY6799 | $990 | 10万8000円 |
Huawei Mate20 Pro自体が発売されてから時間が経過していることもあり、新色だからといって、そこまで高くない印象です。ただこれはあくまでも現地の一部小売店の価格なので、実際にSIMフリーで購入しようとした場合は、この金額より高くなると考えることができます。
中国では、1年において、最大のイベントでもある旧正月を控えていることもあり、このタイミングでHuaweiは新色を追加したと考えることができます。日本では、キャリア主導の販売方法のため、イベントや季節に合わせた新色が後々発売されることがないので、ちょっとつまらないですよね。
だからこそ、やはり海外版のSIMフリーモデルのほうが、極端に言えば、購入に制限がないため、自分が欲しいものを欲しいタイミングで購入できるので面白いです。Huawei Mate20 Proに関しても、国内でSIMフリーモデルが発売されていますが、断然海外版SIMフリーモデルの購入をおすすめします。詳細は「海外スマホの筆頭格!「Huawei Mate20」シリーズはSIMフリーで購入しよう!」をご参照下さい。
発売以降のSIMフリーモデルの展開状況も楽しみですね。
via GSM Arena
⇒Huawei Mate 20 Pro LYA-L29 256GB/8GB
⇒Huawei Mate 20 Pro LYA-L29 128GB/6GB
執筆者: Gazyekichi
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