発売延期で良いことも。Huawei Mate Xは11月に発売開始。

MWC2019で注目を集めた2つの機種。それはHuaweiのHuawei Mate XとSamsungのGalaxy Foldになります。両メーカーにとって、初の折りたたみ式を採用した機種が、2019年に同時に発売を開始することからも、折りたたみ式の元年になるとまで言われてきました。

ただ実際にはどちらの機種も執筆時点では発売されていません。当初の予定では、Galaxy Foldはアメリカで4月下旬より発売を開始することになっていましたが、発売直前にレビュアーに配布されたサンプル機に重大な欠陥があることが判明。その結果実質無期限の発売延期になりました。

一方でHuawei Mate Xは当初の予定では6月より発売を開始するとされていましたが、Galaxy Foldの騒動の中、しれっと発売延期で9月の発売を目指すとしています。今回Phone Arenaによると、HuaweiはHuawei Mate Xの発売をさらに延期したことが判明したと報告しているので簡単にまとめたいと思います。

 

発売が延期に。

Huaweiが最初に発売を延期した理由としては、Huaweiが求める厳格な品質管理にHuawei Mate Xが合格することが出来なかったからとされています。Huaweiから具体的な発表があるわけではありませんが、ヒンジ部分など、一部が改良されている可能性が高いとされています。

ただHuaweiが、先日中国で開催したHuawei Mate20 X 5Gの発表イベントにおいて、記者からHuawei Mate Xの発売時期について質問を受けていることが判明していますが、この時点で、まだ市場で発売するための準備は全く整っていないとしておりHuaweiの関係者が発言しており、正直嫌な予感がしていました。一度の発売延期を経て、中国市場では8月上旬に。グローバル市場では9月に発売を開始すると予測されていましたが、7月時点で、全く準備ができていないと。

ほぼ絶望的ですよね。結局その後、HuaweiはHuawei Mate Xの発売時期を11月に延期した可能性が高いことが判明しています。2月に発表して、その9ヶ月後に発売開始。マーケティングとしては破綻していますよね。いち早く発表することで、ユーザーの注目を惹きつけ、他社へ牽制することもできますが、発売できなければ意味がありません。

むしろGalaxy Foldの不具合騒動と重なって、本体価格が高い折りたたみ式機種を購入するリスクがかなり高くなってしまっている印象を受けます。結局中国国内では、Huawei製品の中で、Huawei Mate X が初の5G対応端末として発売される予定でしたが、Huawei Mate20 X 5Gが先に発売を開始。発売を開始して僅か数分で完売し、予約件数は100万件を超えるなど、5Gのニーズは大方Huawei Mate20 X 5Gに持ってかれた形になり、ますますHuawei Mate Xの注目度が下がると考えることができます。

 

発売延期で良いことも。

ただ発売が延期になって悪いことだけではありません。良いこともあります。それはスペックが強化されたことです。発表当時はHuawei Mate20 Proなどと同じくKirin980を搭載するとされていましたが、発売が延期されたことで、9月にも正式発表される可能性が高いHuawei Mate30/Huawei Mate30 Proなどと同じくKirin990を搭載すると予測されています。

Kirin990のベンチマークがリークしていないので、どれだけ処理性能が向上しているか判然としませんが、Exynos9825やsnapdragon855にも劣っている現状の中確実に強化してくることに違いはありません。またEUVを統合することで消費電力効率が改善し、結果電池持ちが良くなるとされています。

またカメラに関しても、Huawei P30 Proなどが採用しているRYYBを採用することで、より低照度の撮影が強化されているとしています。流石にHuawei P30 Proのような最大50倍ズームに対応しているとは思えませんが、Huawei P30 Proと同じ40万近くのISOに対応しているかもしれません。先日の情報からも、Huawei Mate30 Proのカメラは大幅に進化することが判明しています。詳細は「カメラが大幅に進化へ。Huawei Mate30 ProはHuawei P30 Pro以上のカメラを搭載に。」をご参照下さい。

ほぼ同時期の発売となるHuawei Mate30 Proに大きく見劣りしないようにするために、Huawei Mate Xを強化していると考えることが出来ます。ただ価格に関してはちょっと高すぎてやばいですけどね。HuaweiとSamsungがごたついていることもあり、他のメーカーは折りたたみ式機種の発売により慎重な姿勢を見せています。2020年が折りたたみ式の元年になるのか、その命運を握るのが、Galaxy FoldとHuawei Mate Xです。今後の動向に要注目です。

Via Phone Arena

執筆者: Gazyekichi


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