カメラで再び革命を。Huawei P30のスペックとデザインをまとめてみた。

今まではどうしてもミドルレンジモデルのイメージのほうが強かったHuaweiですが、MWC2018で発表されたHuawei P20 Proは世界中から大きな注目集めることに成功し、さらにHuaweiにとって、ハイエンドモデルをイメージづけるための大事な一歩になりました。

Huawei P20 Proがここまで大きな注目を集めることに成功したその要因はカメラにあります。世界で初めてとなるトリプルレンズカメラの搭載に加え、カメラメーカーとして老舗であるライカと共同開発されたカメラを搭載していることもあり、非常に完成度が高く、カメラの有名評価レビューサイトであるDxOMarkにおいて、いまだにHuawei P20 Proが首位の座を守り続けています。

一方で昨年の10月には Huawei Mate20
やHuawei Mate20 Proが正式に発表されましたが、同社のCEOがインタビューにおいて、Huawei Pシリーズは革新性を追求するシリーズであると明言しています。一方で2月に開催が予定されているMWC2019でHuaweiはHuawei P30シリーズが正式に発表されると予測されている中、やはり期待するのは革新性です。

さて今回メインストリームモデルであるHuawei P30シリーズのデザインとスペックが判明したので簡単にまとめたいと思います。

デザイン・スペックがリーク。

さて今回、リークしたCADを基に作成されたレンダリング画像が上記の画像になります。リーカーとして非常に定評のあるOnLeks氏がリークしている情報ということもあり、かなり信憑性が高いレンダリング画像になります。デザインをまず確認すると、Huawei Mate20などで採用されているウォータードロップ式（水滴型）の「ノッチスタイル」を採用していることを確認することができます。

そして背面を確認する限り、Huawei Mate20などと異なり指紋認証を搭載していることを確認することができないことからも、Huawei Mate20 Proで初めて採用されたディスプレイ統合型指紋センサーと搭載していると予測することができます。またトリプルレンズカメラを搭載していることも確認することができますよね。そして次にスペックを簡単にまとめると以下のようになります。

毎年下期に登場するHuawei Mateシリーズは大型ディスプレイを特色にしていることもあり、おなじくメインストリームモデルであるHuawei Mate20と比較するとだいぶコンパクトな6.0インチのディスプレイに対応しており、さらに有機ELディスプレイに対応しています。

有機ELディスプレイに対応しているだけで、表示解像度が同じFHDであっても液晶と比較するとその差は歴然です。カメラが売りのHuawei Pシリーズだからこそ、綺麗に撮影した写真を、綺麗なディスプレイで確認できるのはユーザーにとってもありがたいですよね。また基本スペックに関しては昨年発売されたHuawei Mate20シリーズを踏襲しています。

ただ一点気になるのはHuawei P30とHuawei P30 Proに関しては、5Gに対応すると予測されていますが、全く同じSoCでは対応することができません。なので、対応したモデムが搭載されている特別バージョンである可能性が高いです。本体サイズは、6.0インチというディスプレイサイズを考慮すれば、コンパクトにまとまっています。感覚的にはGalaxy S9と同じ感じでしょうか。

そして、注目すべきカメラに関しては、執筆時点では未発表のSONYの新型カメラセンサーであるIMX607を搭載し、最大4000万画素に対応するとしています。Huawei P20 Proと同じ画素数ですが、カメラセンサーが根本的に異なるので、より綺麗な写真を撮影することが可能だと考えることができます。

インカメラに関しては相変わらずの高画素。そしてイヤホンジャックは搭載と、ユーザーにとってはありがたい仕様となっています。まさにHuawei P20 Proをデザイン的にもスペック的にもグレードアップさせたのがHuawei P30だと考えることができます。そして恐ろしいのはこの上の存在としてHuawei P30 Proが存在しているということです。

2020年には世界1位になると予測されているHuaweiですが、まさに今年どれだけ成長できるかがかなり重要となってきます。その最初の一歩としてHuawei P30とHuawei P30 Pro。正式発表が楽しみですね。

via 91mobiles

執筆者： Gazyekichi