日本では未発売となっているHuawei社の最新機種であるHuawei P20シリーズですが、特にトリプルカメラに4000万画素と超高精細なカメラを搭載しているHuawei P20 Proは大きな注目を集めています。
一方でメインストリームであるHawei P20においても、RAMが4GBやストレージが128GB、さらには今流行りのベゼルレスデザインを採用しており、さらに3400mAhの大型バッテリーを搭載していることからも、一見Huawei P20 Proと比較した場合は劣りますが、他者のハイエンドモデルと遜色ない十分なスペックを搭載しています。
今回Phone Arenaによると、ヨーロッパ地域において、同社史上最高の売り上げ記録をHuawei P20シリーズで達成することに成功したことを報告しているので簡単にまとめたいと思います。
同社史上初の売上記録を。
さて今回の情報によると、西ヨーロッパ地域において、Huaweiは、中国ベンダーで最も売れているベンダーになっていると報告しており、前モデルであるHuawei P10と比較すると、316%以上の売上記録を達成することに成功しているとしています。
西ヨーロッパ地域全体で見たときに、主にイギリス、ドイツ、フランスでその需要の大半を生み出しているとされており、これらの国々は、エントリーモデルからハイエンドモデルまで万遍なく売れる地域だからこそ、Huawei P20シリーズのラインナップが広く受け入れられたと考えることができます。
冒頭ではメインストリームであるHuawei P20のことに簡単に触れましたが、ミドルレンジモデルであるHuawei P20 Liteも、同シリーズの中で極端にスペックが劣っているわけではなく、特筆すべき特徴はありませんが、非常にバランスのとれた良機種となっています。
Android8.0に、RAMが4GB、内部ストレージが64GBで、バッテリー容量は3000mAhの大型バッテリーを搭載しています。一方で表示解像度はFHDとはなっていますが、5.8インチの大型ディスプレイに流行りのベゼルレスデザイン、さらに指紋認証機能に加えて、顔認証まで搭載しています。
カメラ自体も、インカメラが1600万画素に、メインカメラも1600万画素と、F値もかなり明るいことからも、暗所での撮影や、セルフィーまでも幅広く対応することが可能なカメラを搭載しています。
搭載CPUがKirin659 とミドルレンジモデル向けのCPUとなっていますが、日常使う上でそこまで気にする必要性はありません。むしろHuawei P20 Liteでさえ、HDRや4Kカメラなど、要所要所でスペックの物足りなさはありますが、国内でも人気の高いXperiaシリーズと遜色ありません。
ユーザーがスマートフォンの機能の何に重きを置いているかによって違いますが、少なくとも日常使う上では、最新機種であるXperia XA2やXperia XA2 Ultra、そしてXperia XZ1シリーズより使い勝手は上だという印象を受けます。
エントリーモデルであるHuawei P20 Liteでさえ、このスペックを搭載していることを考えると、いかにHuawei P20シリーズ自体のスペックが高く、コストパフォーマンスに優れていることを実感させられます。
また本体サイズや、重さなど、多少の違いもありますが、基本デザインが一緒で、スペックと価格で差別化してあることが、多くのユーザーのニーズを万遍なく受け答えていると考えることができます。
日本では、Huawei P20 Proがキャリアモデルとして登場する可能性が高いと予測されている。現に、日本語版のページはまだありませんが、Huawei Japanの公式ホームページにHuawei P20 Proの製品ページがリンクされていることを考えれば、展開されるのはほぼ必須だといえます。
一方でHuawei P20とHuawei P20 Liteに関しては、公式ホームページに製品ページがないことからも展開される可能性は低いと考えることができます。そこでやはり狙い目になるのはSIMフリーモデルです。
今回は触れていませんが、Huawei P20とHuawei P20 Liteの対応バンドも広く、とりあえず、日本の各キャリアの対応バンドにも対応しています。日本で未発売かつ、世界でもかなり熱いHuawei P20シリーズ。気になる方はぜひチェックしてみて下さい。
画像参照元:Phone Arena
商品ページ:Huawei P20シリーズ
執筆者: Gazyekichi
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