各社2018年第2四半期の決算内容を正式に発表している中、国内でかなり人気の高いXperia、つまりSONYにおいては一人負けの状態となっており、ここ10年においても200万台と過去最低の数字を記録していることを判明しています。
一方で、売上が堅調に伸びているのがHuaweiとなっており、先日発表された決算内容においては、ついにシェア2位のAppleを抜いたことが判明しており、シェア1位のSamsungに迫る勢いとなっています。
さて今回このHuaweiが今年の下半期に発表すると予測されているHuawei Mate20シリーズのリーク情報について簡単にまとめたいと思います。
Huawei Mate20 Lite
さてまずエントリーモデルの立ち位置となっている「Huawei Mate20 Lite」のスペックからみていきたいと思います。上記の画像はちなみに、先日リークしたHuawei Mate20 Liteの詳細なスペックになります。
CPUに関してはKirin970となっており、その処理性能に関してはQualcommのsnapdragon660と同程度になると予測されています。搭載CPUはAndroid9.0に対応。
ディスプレイサイズは6.3インチの液晶を搭載するとされており、RAMが6GBで、ストレージが64GBとディスプレイが液晶である点を除けば、ハイエンドモデルと遜色ないスペックを搭載していることになります。
また公式プレス画像からも、エントリーモデルでありながらデュアルレンズカメラを搭載しており、さらにiPhone Xのようなノッチスタイルを採用したベゼルレスデザイン。そしてベゼルレスデザインを採用したことによって、背面に指紋認証を搭載していることを確認することができます。
このデュアルレンズカメラは2000万+200万画素と非常に高画素化されているとしており,
大きく話題になったHuawei P20 Proほどではないですが、ミドルレンジモデルクラスにおいてもトップクラスのカメラを搭載していると考えることができます。
Huawei Mate20
次にメインストリームである「Huawei Mate20」について確認して行きたいと思います。まずカメラが大きな特徴の一つになっており、Huawei P20 Proを引き継いでトリプルレンズカメラを搭載すると予測されており、その内訳は1200万+2000万+800万画素になると予測されています。
またそのカメラセンサーに関してはIMX300を搭載すると予測されており、カメラセンサー自体は新しくありませんが、Huawei P20 ProがIMX380を搭載して世界最高峰の評価を受けていることを考えれば、間違いなく高い水準に仕上がりになっていると考えることができます。
そして搭載OSはAndroid9.0に。搭載CPUは世界初となる7nmプロセスルールに基づいて開発されたKirin980を搭載すると予測されており、ディスプレイサイズは6.3インチの有機ELディスプレイ。そしてこちらも世界初となるディスプレイ統合型指紋センサが搭載されると予測されています。
RAMに関しては6GB、ストレージが128GBがベースモデルになるとされており、Huaweiとして初のRAM8GB、ストレージ256GBの最上位モデルが存在すると予測されています。
バッテリー容量に関しても同シリーズとして初の4200mAhになると予測されており、有機ELディスプレイと合わせて考えれば、かなり電池持ちが改善していると考えることができます。
Mate20シリーズにおいては、メインストリームの存在ではありますが、競合他社の機種と比較しても、そのプレミアムモデルと同等、もしくはそれ以上のハイスペック仕様になっており、やはりHuaweiの技術力の高さを改めて確認する形になります。
Huawei Mate20 Pro
そして最後に最上位モデルであるHuawei Mate20 Proについて簡単にみて行きたいと思います。ただHuawei Mate20 Proに関しては、一部スペックしかリークしていません。まずHuawei Mate20と同様にKirin980にディスプレイ統合型指紋センサーと2つの世界初を搭載すると予測されています。
またカメラに関しては、SONYが先日発表したばかりのIMX586を搭載すると予測されており、Huawei P20 Proと比較しても大幅に性能が向上すると考えることができます。ちなみにそのスペックは4000万+2000万+800万画素とその画素数はHuawei P20 Proと違いはありません。
ただもちろんカメラの性能は画素数で測ることができないため、同じ画素数でどれだけ向上しているのか非常に楽しみですよね。
RAMに関しては、Huawei Mate20と同様に6GB/8GB、ストレージに関しては128GB/256GBになりバッテリー容量も4200mAhになるとされています。
ただディスプレイサイズに関しては、同シリーズで最も大きく6.9インチになると予測されており、いくらベゼルレスデザインを採用しているとはいえ、地味に本体サイズが大型化すると考えることができます。これに4Kでも対応していてくれたら最高なんですけどね。
日本国内においても、それぞれのキャリアが初めて「Huawei」を扱うなど、SIMフリーモデルでは一定の知名度がある中、ついにキャリアモデルが展開されることにより、今後より日本市場に浸透していくと考えることができます。
今最も勢いのあるHuaweiは早ければ来年の年末には世界1位になると予測されており、大ヒットしたHuawei P20に続き、Huawei Mate20も大きな注目を集めています。早く正式発表が待ち遠しいところです。早ければ9月下旬から10月にかけて発売開始とされています。今から楽しみです。
参照元:Phone Arena
執筆者: Gazyekichi
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