Google Pixel4はフルスクリーンデザインを採用に?特許からデザインが判明かも。

日本国内で初の展開となったGoogle Pixel3とGoogle Pixel3 XLですが、ピュアAndroidに、AIを駆使したシングルレンズカメラの搭載など、Googleらしく非常に完成度が高い機種となっていますが、一方で本体価格が高いことや、バグや不具合が多いことからも、そこまで人気を博している状況とは残念ながら言えません。

Nexusシリーズの時は、どちらかと言えばミドルレンジモデルでしたが、Google Pixelシリーズに移行してからは完全にハイエンドモデルとなっており、Googleとしてもまだまだ開発において経験不足が否めない状態となっています。ある海外サイトがGoogle Pixel3シリーズを、万人受けせずともオタク受けはしたと評しており、まさにその通りだと思います。

一方で売上を少しでも補填するためなのか、それとも単純に新興国でよりシェア拡大を目指すためなのか判然としませんが、先日の情報からもGoogleはミドルレンジモデルであるGoogle Pixel3 LiteとGoogle Pixel3 XL Liteの発売への準備をしているとされています。詳細は「日本では未発売の可能性も。Google Pixel3 LiteとGoogle Pixel3 XL Liteのスペックがリーク。」をご参照下さい。

まだこのGoogle Pixel3 Liteシリーズが発売されてもない状況の中で、海外サイトであるPhone Arenaによると、公開された特許から、次期Google Pixel4はフルスクリーンデザインを採用する可能性があると報告しているので簡単にまとめたいと思います。

 

特許がリーク。

まず今回リークした特許図の一枚目が上記の画像になります。もちろん特許なので、製品自体のリーク情報ではありませんが、次期Google Pixelで採用される可能性は十分に考えられます。少なくとも背面を確認する限り現行のGoogle Pixel3シリーズと同じくシングルレンズカメラに、指紋認証を搭載していることを確認することができます。

また背面のガラスとアルミの2トーンデザインもそのまま採用されていることが確認することができます。一方でフロント部分になると現行モデルと大きく異なり、フルスクリーンデザインを採用していることを確認することができます。今年はSamsungのGalaxy S10シリーズをはじめとして、フルスクリーンデザインに近いデザインがトレンドになると予測されていることからも、次期Google Pixelが採用してもおかしくはありません。

それこそGoogle Pixel3シリーズは顔認証や虹彩認証を採用していないため、他の機種と比較すればフルスクリーンデザインを採用するにあたってそこまで支障がないと考えることができますが、インカメラはどうするんですかね。ちなみにSamsungは有機ELディスプレイにインカメラを統合する技術を開発することに成功したとしていますが、少なくともGalaxy S10シリーズには間に合わなかったとされています。

Googleにそこまでの技術力があるのか判然としませんが、インカメラ込みでのフルスクリーンデザインであるば市場をリードすることが可能であると考えることができます。

そして次に公開された特許図が上記の画像になります。1枚目と同じくフルスクリーンデザインを採用していることを確認することができます。そして1枚目の特許図と違うのは、ステレオスピーカーの存在を確認することができます。しかも本体の上下どちらの部分にも。少なくともディスプレイ部分は、ステレオスピーカーのみが搭載されており、やはりインカメラもなければ、ノッチもないデザインを採用しています。

今でこそ、Google Pixel3とGoogle Pixel3 XLではデザインが異なり、Google Pixel3は普通にベゼルありのデザインで、Google Pixel3 XLにおいてはノッチデザインを採用しています。今回の特許図が実際に実装されるかはもちろん判然としませんが、ユーザー視点で考えれば、2つのモデルのデザインは極力統一して欲しいところですよね。

5月にはAndroid Qが正式に発表されると考えることができ、早くもAndroid Qにsnapdragon855を搭載した機種のベンチマークがリークしており、Google Pixel4のプロトタイプではないかと予測されています。もちろん現時点で開発を開始している可能性は十分に高いので。例年通りであれば10月の上旬に正式発表されると予測することができます。

あまり評判が良くなかったGoogle Pixel3シリーズのシングルレンズカメラとRAM4GB、今回の特許図にあるデザインと、内部スペック含めてどう進化するのか非常に気になるところです。まだまだ正式発表までは時間があるので、気長に続報に期待しましょう。

Google Pixel 3 64GB 北米版 SIMフリー グーグル
Google Pixel 3 128GB 北米版 SIMフリー グーグル
Google Pixel 3 XL 64GB 北米版 SIMフリー グーグル
Google Pixel 3 XL 128GB 北米版 SIMフリー グーグル

Via Phone Arena

執筆者: Gazyekichi

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