国内大人気の最新機種Xperia XZ2 SIMフリーモデルとキャリアモデルの違いをまとめてみた。

海外では香港や台湾などが先行発売として3月23日にXperia XZ2とXperia XZ2 Compactが発売を開始し、次いでヨーロッパ地域が4月上旬より発売を開始しています。日本での発売も確実視はされていましたが、キャリアの新製品発表会のスケジュールに大きく左右されてしまうため、先日にはようやくソフトバンク、au、そしてドコモと正式に取り扱うことが発表しました。

日本に住んでいる以上、わざわざ海外モデル、つまりSIMフリーモデルを購入する必要はないと思う方もいらっしゃると思いますが、今回発表されたXperia XZ2に関しては、SIMフリーモデルとキャリアモデルでは違いがあることが判明しています。なので今回はこの違いについてまとめたいと思います。

デザインに賛否両論。

SIMフリーモデルとキャリアモデルではいくつかの違いがありますが、その違いとはキャリアモデルは国内独自機能が搭載されていることです。所謂おサイフケータイやフルセグなどです。ガラケーの時代においては、ここに赤外線と防水機能が含まれていましたが、いまや赤外線を搭載している機種はなく、さらに防水機能に関しては、SIMフリーモデルでも搭載されるのが一般的な流れとなっています。

つまり国内独自機能は、フルセグとおサイフケータイの2種類になります。使ったことがある人にはないと困る機能である一方で、使ったことがない人にとってはなくても困らない機能になります。まずSIMフリーモデルとキャリアモデル、どちらを購入するか迷っている方がいれば、ここが大きな分かれ道となります。

この前提の上で、SIMフリーモデルとキャリアモデルの違いを見て行きたいと思います。まず一つ目の違いとして、デザインです。上記の画像はauのXperia XZ2の画像になりますが、指紋認証の真下の位置に「au」のロゴ、そして背面下部の「Xperia」の下の部分に「SOV37」とキャリアロゴが印字されていることを確認することができると思います。

SIMフリーモデルには、もちろんこのようなキャリアロゴが印字されていません。ちなみにソフトバンクから発売されるXperia XZ2のデザインはSIMフリーモデルと同様のデザインとなっており、キャリアロゴが入っていません。

またキャリア独自のアプリやテーマなどの違いもあります。ただこの部分に関してはアプリの無効化やアンインストールをしたり、テーマを変更することによって誤魔化すことができるのでそこまで気にする必要性はないと思います。

SIMフリーの存在がこれだけ広く認知されている中で、キャリアロゴを印字することは、少なくともキャリアからすれば宣伝効果を期待しているのでしょうが、むしろキャリロゴが嫌だからという理由でSIMフリーモデルを選択するユーザーがいるくらいなので逆効果です。この辺はソフトバンクは非常にユーザー目線で好印象を持つことができます。

スペックに地味に差が。

キャリアモデルが発表されることによってSIMフリーモデルとスペックに差があることが判明しています。まずRAMです。あくまでも香港や台湾や中国など、主にアジア地域で発売されているXperia XZ2のRAMは6GBとなっています。

SamsungのGalaxyシリーズなどではRAMが6GBは別に珍しくないですが、XperiaとしてはRAM6GBに初めて対応したのがXperia XZ2になります。だからこそ、同じアジア地域、かつSONYにとって本家本元である日本でもRAM6GBが搭載されている可能性があると予測されていましたが、残念なことにキャリアモデルのRAMは4GBとなっています。

日常使う上で、その差を気にする人はあまりいないと思います。ただその差は要所要所で確認することができます。だからこそRAM6GBに期待したのですが、非常に残念なところです。

そして正直驚きだったのが電池容量に差があることが判明しています。SIMフリーモデルのXperia XZ2の電池容量は3180mAhとなっていますが、キャリアモデルの電池容量は3060mAhとなっています。つまりキャリアモデルのほうが電池容量が少ない、電池持ちが悪いと考えることができます。

ただなぜキャリアモデルの電池容量が減少しているのか、その理由は判然としない状況にあります。確かにXperia XZ1と比較すればXperia XZ2のほうがキャリアモデルでさえ、より大きなバッテリーを搭載していますが、本体のサイズが同じであることが判明している以上、ユーザーとしてはより大きなバッテリーが搭載されているほうが嬉しいに決まっています。

今回は簡単にですけど、SIMフリーモデルとキャリアモデルの違いをまとめてみました。言い方が悪いかもしれませんが、キャリアモデルのほうが劣っています。キャリアモデルにしろSIMフリーモデルにしろ、約10万円という大金を叩いて購入するのであれば、少しでも性能がよく、見た目がいいSIMフリーモデルがいいかなと思ってしまいます。今回はこんなお話でした。

画像参照元:Sony

Sony XPERIA XZ2 64GB H8266 アジア版 デュアルSIM
Sony XPERIA XZ2 64GB H8296 香港版 デュアルSIM

Gazyekichi

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