日本では一時期、代理店を通じて発売を開始すると予測されていたXiaomiですが、いまだに日本市場に進出しておらず、同じく中国メーカーであるHuaweiの独壇場になりつつあります。総務省の指導によって、今年の4月以降、DoCoMoが分離プランを導入することを明言しています。これでDoCoMoとau、SoftBankが分離プランに揃って移行することになり、ついに端末を購入する時の補助が無くなります。
従来は、大手キャリアの購入サポートがあったからこそかもしれませんが、世界市場の中でも珍しく、ハイエンドモデルがよく売れる地域となっていました。海外ではなかなか手が届きにくいiPhoneも、キャリアの購入サポートがあったからこそ、これだけ人気があり、そして根付いたと判断することができます。
ただ今年は、iPhoneを含めて大きく情勢が変わろうとしています。購入サポートがなくなれば、ユーザーはまるまる端末代を負担する必要性があり、少しでも安い機種を選択するようになります。つまりハイエンドモデルからミドルレンジモデルへニーズが移行すると考えることができます。だからこそ、今後はよりコスパに優れた機種に人気が集まると考えることができます。
そしてコスパ最強といえば、まさにXiaomiになります。今回は、Xiaomiが今年に入って発表したコスパ最強機種Xiaomi Redmi Note7とXiaomi Redmi Note7 Proについて簡単にまとめたいと思います。
コスパ最強。
海外でもコスパが良くてかなり話題になっているXiaomi Redmi Note7とXiaomi Redmi Note7 Proのスペックを簡単にまとめると以下のようになります。
Redmi Note7 | Redmi Note7 Pro | |
ディスプレイ | 液晶 | |
ディスプレイサイズ | 6.3インチ | |
表示解像度 | FHD(2340×1080) | |
本体サイズ | 159.2 x 75.2 x 8.1 mm | |
重さ | 186g | |
OS | Android9.0 | |
SOC | snapdragon660 | snapdragon675 |
RAM | 3/4/6GB | 4/6GB |
ROM | 32/64GB | 64/128GB |
メインカメラ | 48MP+5MP | |
インカメラ | 13MP | |
バッテリー | 4000mAh | |
本体カラー | ブルー/ブラック/ゴールド | レッド/ブルー/ブラック |
正直、デザイン含めて、ほぼXiaomi Redmi Note7とXiaomi Redmi Note7 Proは共通の仕様となっていることを確認することができます。ディスプレイサイズはもちろん、本体サイズ、そして重さまでが一緒です。ただデザインで異なるのは本体カラーになります。Xiaomi Redmi Note7でのみゴールドがあり、Redmi Note7 Proに関しては、レッドがあります。
そしてスペック上で大きく異なるのが、容量構成と、SoCになります。発売される地域によって異なりますが、Redmi Note7 Proに関してはProということもありROMが最大で128GBに対応しています。RAM6GB/ROM128GBがあれば正直十分ですからね。それこそ先日発表されたばかりのXperia 1と同じ容量構成になっちゃいます。
そしてSoCですが、Xiaomi Redmi Note7がsnapdragon660を搭載しており、Redmi Note7 Proがsnapdragon675を搭載しています。snapdragon675はあまり聞きなれないと思います。ほとんど搭載している機種がないので尚更です。ちなみにAnTuTuのベンチマークだと平均で18万点を記録していることが判明しています。
ちなみに平均がsnapdragon835の平均が21万点くらいなので、Xiaomi Redmi Note7 Proの処理性能は約2年前のハイエンドモデルと同等くらいだと判断することができます。つまり日常使う上で、ほとんど差し支えがないと判断することができます。本体価格に関しては、地域によって異なるため、詳細は言及しませんが、少なくともスペックだけで見れば、最近発売を開始したXperia 10やXperia 10 Plusよりコスパがいいです。
ちなみに有名なリーカーであるRoland Quandt氏が、自身のTwitterにおいて、いよいよヨーロッパで発売が開始するXiaomi Redmi Note7の現地価格をみて。安すぎる。ちょっとおかしい。Huawei、そしてSamsung気をつけろといっているくらい、コスパに優れている機種だと判断することができます。
日本で発売される可能性はほぼないと判断することができます。流行りのノッチスタイルに顔認証までが搭載されており、コスパに優れている。日本国内でなかなか気に入ったスマホに出会えない人はぜひチェックしてみてください。だいたいの人は今回の機種に限らず、Xiaomiの機種に出会うと世界が一変するので。
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執筆者: Gazyekichi
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